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脂肪吸引の専門用語

専門用語

「お腹周りの脂肪の厚みが気になる。」「だけどダイエットは大変だし、いつも試すけど途中で挫折してしまう。」「体型が良くなりたい。」「脂肪を楽に取りたい。」

など、様々な理由で「脂肪吸引がしてみたい。」と思っている人は多いと思います。

ただ、一言に脂肪吸引といっても、医療技術ですし、いろんなわからない言葉が多く出てきます。言葉だけ聞いても何が何かわからない、ということもあります。

そこで、今回は脂肪吸引における、様々な専門用語をわかりやすく解説しまとめたいと思います。

脂肪吸引の種類

まずは脂肪吸引について、一般的に使用されている方法をご紹介します。

(1)チューメセント法

脂肪吸引といえばこの方法、というぐらい一般的な吸引方法です。通常「脂肪吸引」というのは、「吸引」と呼ぶ位なので機械を使って体の脂肪を吸い出すのですが、ただ吸い出すのでは脂肪は出てきません。

チューメセント法とは止血剤のような薬液と、麻酔効果のある薬液を混ぜたものを脂肪組織に噴射して、ふやかし、柔らかくなった脂肪を吸引する方法です。

(2)ベイザー脂肪吸引

出血量が少なく、比較的安価で受けれる脂肪吸引であり、ダウンタイムも短いというされている方法です。

ベイザー吸引の特徴は、「ベイザー波」と呼ばれる脂肪組織にしか影響を受けない超音波を用いて、脂肪吸引を行います。脂肪にしか影響しないので、出血も少なく、腫れや痛みなども少ないと言われています。

(3)体外式超音波脂肪吸引

ベイザー吸引とは違い、体の外から脂肪組織に超音波を当てることで、脂肪細胞を破壊し、くっついている脂肪を緩めてからカニューレと呼ばれる菅を使って脂肪吸引方法です。

体内式に比べて侵襲が少ないのが特徴で、脂肪細胞が柔らかくほぐれるので、細いカニューレで繊細な吸引をすることができます。

(4)エルコーニレーザー

体外式レーザー法と呼ばれる、レーザーを使った脂肪吸引の方法です。

エルコーニレーザーは脂肪を水のように柔らかくするのが特徴です。

レーバーは体外式であり、肌の上からレーザーを数分照射します。体内式のレーザーと比べると、火傷などのリスクが下がり、侵襲などが少なくなります。

レーザーと、先ほど紹介した超音波との併用で、脂肪吸引を効率的に行う場合もあります。

脂肪の種類

脂肪の種類についていくつかご紹介します。脂肪には吸引できる脂肪とできない脂肪と、様々な種類の脂肪があります。

(1)皮下脂肪

これが一般的に脂肪吸引で吸引する脂肪です。内臓脂肪などとは違い、お腹の内側にある脂肪のことです。

皮膚のすぐ下にあり、熱を体外に放散するのを防いだり、エネルギーとして貯蔵される働きがあります。

(2)セルライト

太ももなどの脂肪吸引を考えている人は、知っておきたい用語です。

セルライトは脂肪組織に老廃物や水分が溜まった状態のものです。皮膚の上からだと脂肪のかたまりのようになっているセルライトは、ボコボコとした凹凸がわかります。

この凹凸の見た目を気にして、脂肪吸引したいという人もいます。

しかし、脂肪吸引では余計に セルライトが目立つようになってしまう場合もあるので、しっかりと病院の先生と相談をし、どのように治療していくのかを検討しましょう。

(3)中性脂肪

血液中にもある中性脂肪は、会社などの健康診断でもよく測られる項目です。これが血液中に多くなると、肥満になりやすく、悪玉のコレステロールなども増加しやすいと言われています。

動脈硬化などの生活習慣病の原因にもなります。基本的に、皮下脂肪はほとんどこの中性脂肪からできています。

(4)内臓脂肪

内臓脂肪とは、皮下脂肪とは異なり、筋肉の内側で腹腔内にある脂肪のことを指します。内臓の近くにあり、内臓を守るためにあると言われています。こちらの脂肪は男性につきやすいとされ、つきすぎると危険な脂肪と呼ばれています。

こちらの脂肪は、基本的に脂肪吸引では取ることはできません。一般的に脂肪吸引で取るのは「皮下脂肪」です。

なので、皮下脂肪のつきやすい女性の方が脂肪吸引には向いているという意見もあります。

麻酔について

麻酔

クリニックによって、脂肪吸引時に使用する麻酔には違いがあり、麻酔にも色々な種類があります。ここでは、一般的に行われている麻酔方法についてご紹介します。

(1)局所麻酔

名前の通り局所に効かせる麻酔のことです。

注射器と針を使って麻酔薬を施術部位に限局的に注射します。脂肪吸引方法でも説明しました「チューメセント法」では脂肪に注入する液に麻酔を入れますが、皮膚の創部などに限局的に注射をし、そこだけ痛みを取り除いて施術する場合もあります。

しかし、全体的に局所麻酔だけで麻酔をするところは少なく、吸引する部位が少なかったり、侵襲が少ない時に行われる麻酔です。

全身麻酔や静脈麻酔と併用する場合もあります。

(2)静脈麻酔

全身麻酔と似たような麻酔ですが、使う薬剤などに色々な種類があります。点滴から薬を入れる点では一緒ですが、静脈麻酔と呼ばれる場合は、鎮静剤で眠らせるレベルのことを指す場合が多いです。

もちろん、強い鎮静剤を使って全身麻酔のように眠らせてしまう場合もあります。眠っているので手術の様子があまりわからないのが特徴です。

(3)全身麻酔

点滴から麻酔薬を注入したり、麻酔のガスを使って完全に意識をとり、眠らせた状態で行います。筋弛緩薬を使って呼吸を止め、挿管チューブというものを使って気管の中にチューブを置いて、呼吸を機械で管理する場合もあります。

完全に眠った状態ですので、大きな部位や長い時間手術が続く場合には使用されることもあります。麻酔の掛け方や使用される薬剤によって違いがありますが、基本的には、入院が必要になることが多いです。

その他の脂肪吸引における用語

そのほか、脂肪吸引とは間接的に関係のある言葉も抑えておきましょう。

(1)ダウンタイム

美容手術や施術のことを調べていくと、よく聞くのが「ダウンタイム」という言葉です。

これは、施術(手術)を行ってから、回復するまでの期間を指します。

例えば脂肪吸引の場合は、皮膚を切開して中に吸引器を挿入して脂肪吸引を行うことで、手術した場所がしばらく腫れてしまいます。その腫れが時間とともに回復して、正常な状態に戻るまでの時間を「ダウンタイム」と呼びます。

(2)脂肪溶解注射

脂肪吸引とは違い、脂肪に直接薬剤を注入することによって、脂肪の細胞を消滅させる方法です。

注射を行うだけなので、体への負担が少ない、ダウンタイムがない、翌日からでも仕事や日常生活ができる、というのが特徴です。安全性が高い一方、脂肪吸引ほどの効果は望めませんが、 セルライトなどは脂肪溶解注射の方が効果的と言われる先生もいます。

(3)脂肪注入法

取り出した脂肪を豊胸手術のために胸に入れたり、別の部位へと注入することをさします。

豊胸方法には色々な方法がありますが、自分の脂肪を使うことで、アレルギー反応が起こりにくいというメリットがあります。注射器などを使って注入することが多いです。

(4)カニューレ

脂肪吸引の手術ではよく効かれる言葉ですが、医療用語で生体内の血管や気管、手術で切った口などから挿入する管の総称をカニューレと呼びます。

脂肪吸引の場合は、カニューレを使って脂肪を取り出すことが多いので、用語として覚えておきましょう。

5,脂肪吸引における専門用語のまとめ

色々な脂肪吸引における美容用語や医療用語をご紹介してきました。

脂肪吸引といっても、その方法や脂肪の種類、麻酔方法など単語を聞いただけではイメージできないものも多いです。

今回ご紹介してきたので、本当に初歩の用語ですが、脂肪吸引を検討される際に知っておいて損はないと思います。